
ACSiON、金融機関向けに偽造識別技術の提供を開始
ポイント
ACSiONは、金融機関に向けて偽造運転免許証を識別する技術を提供開始した。これにより、不正口座開設を未然に防ぐ対策を強化する。アクシオンはこれらのノウハウを活用し、社会が抱える課題に対応するため、さらなるサービス向上を目指す。 ACSiONは2月4日、金融機関向けに運転免許証の偽造を識別する技術の提供を開始したと発表した。これにより、不正口座開設を事前に防止する対策が強化されるとしている。
運転免許証は各都道府県の公安委員会によって異なる表記が使われているため、真偽の判定が難しく、不正使用が頻発している。アクシオンはこの課題に対応するため、これまで本人確認に使用してきた識別技術を金融機関向けに適用することを決定した。
同社はこれまでも本人確認書類の偽造識別技術を活用して金融犯罪の防止に取り組んできた。書類に記載された文字やレイアウト、顔画像の解析で偽造を見抜くノウハウを蓄積している。今回、この技術をマイナンバーカードや在留カードにも展開することで、不正口座開設の抑止を支援する。
ACSiONは、この技術により、金融機関が正確な本人確認をより安心して行えるようになり、不正行為を未然に防ぐ手立てを強化できるとしている。同社は技術の向上とサービスの充実を通じて、社会が直面するリスクへの対処ソリューションを提供し続ける方針だ。
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