
太陽生命、団体保険管理システムを刷新しDXを推進
ポイント
太陽生命は、団体保険管理システム「おひさまねっと」を刷新し、デジタルトランスフォーメーション(DX)を推進する。新システムの導入により、事務作業上の不備が従来の10分の1に減少し、複数商品の同時申し込みも可能となったという。 テラスカイは太陽生命の団体保険管理システム「おひさまねっと」を刷新したと発表した。新システムの導入により、事務作業上の不備が従来の10分の1に減少し、複数商品の同時申し込みも可能となった。これにより、業務効率化と加入者の利便性向上が期待されるという。
太陽生命では2016年に「おひさまねっと」の運用を開始した。しかし、紙の申込書を前提としたシステムであったため、事務負担やミスが多く、一度に複数商品を申し込めないなどの課題があった。これらの問題を解決するため、SalesforceのService CloudとExperience Cloudを導入し、システムの刷新を図った。
プロジェクトは段階的に進められ、2023年11月から2024年4月にかけて団体保険の申し込み機能を開発した。さらに、2024年5月から9月には、拠出型企業年金の管理機能の開発を行った。
新システムの導入により、紙による申請が廃止され、記載ミスなどの事務作業上の不備が大幅に削減されたという。また、ウェブ上で複数の商品を一度に申し込めるようになり、セットでの申し込みの割合が増加している。これにより、団体事務局や同社の法人営業・事務担当者の業務負荷軽減と、加入者の利便性向上が実現した。
今後、太陽生命は「おひさまねっと」に団体保険の給付や請求に関する機能を追加する予定だ。またテラスカイは、引き続きシステムの利便性向上に向けて支援を行うとしている。
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