
WINWILL、ファクタリングマッチングプラットフォーム「Cash Bridge」テスト版を発表
WINWILLは2月26日、中小企業の資金調達を支援するマーケットプレース型ファクタリングマッチングプラットフォーム「Cash Bridge」のテスト版を公開した。ユーザーは実際の取引を行わずにサービスを体験し、フィードバックを提供できる。
「Cash Bridge」は、売掛債権の売り手と買い手を直接マッチングするオンラインプラットフォームだ。従来のファクタリングサービスでは、特定の業者との個別契約が主流で、手数料や条件の比較が難しく、取引の透明性にも課題があった。同プラットフォームはマーケットプレース型の仕組みを採用し、これらの課題を解決することを目指している。
主な特徴として、複数の売り手・買い手が参加するマーケットプレース上で直接取引相手とマッチングできる点が挙げられる。これにより、ユーザーは複数のオファーを比較検討し、最適な取引相手と条件を選ぶことが可能だ。また、取引完了後にお互いを評価する相互レビュー機能を搭載しており、過去の評価を参考に取引相手を選択できるため、オンライン上でも安心して取引を行える。
さらに、売り手が売掛債権の情報を登録すると、複数の買い手から同時にオファーを受け取ることができ、一度の掲載で複数社から提案が集まるため、個別交渉の手間を省きながら、より良い条件での資金調達が期待できる。
今回のテスト版公開は、ユーザーからのフィードバックを収集し、正式版リリースに向けた改良に活用することが目的だ。テスト版の利用を希望するユーザーは、Cash Bridgeのサイト上で無料会員登録を行うことでサービスを体験できる。会員登録後、売り手のユーザーは架空の売掛債権情報を登録し、買い手のユーザーは公開された債権情報を閲覧してオファーを提示する流れを試すことができる。
WINWILLは、ユーザーからのフィードバックをもとにサービスの完成度を高め、正式版リリースに向けて開発を進めていくとしている。
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