
TOPPANエッジ、企業間取引向けプラットフォーム「BillTAPin’」提供開始
ポイント
TOPPANエッジは、企業間取引の請求・支払い・回収業務を効率化するプラットフォーム「BillTAPin'」の提供を開始した。売り手・買い手双方の業務負荷を軽減し、電子請求書の取り込みやカード決済機能など多様な支払い手段に対応する。 TOPPANエッジは2月27日、企業間取引における請求・支払い・回収業務を効率化するプラットフォーム「BillTAPin’」の提供を開始したと発表した。
「BillTAPin’」は、電子請求書の取り込み・仕分け・配信から、受領した請求書の管理・決済処理、入金確認・消し込みまでを一元的にサポートする。これにより、売り手企業と買い手企業の双方が利用中のシステムを活かしつつ、業務効率化を図ることが可能となる。
背景には、銀行手数料や郵便料金の値上げ、電子帳簿保存法やインボイス制度などの法改正対応、2026年度末の紙の約束手形・小切手廃止などがある。これらにより、企業間取引の電子化が進む一方で、経理部門の負荷増加が課題となっていた。
「BillTAPin’」の主な特徴として、売り手企業向けには、会計システムや請求書生成サービスからのデータ取り込みや、オンライン上での請求書管理・保管、入金確認・消し込み作業の効率化が挙げられる。買い手企業向けには、カード決済機能の標準装備、請求書の自動取得・一元管理、仕入れ明細データとの突合作業のシステム化などが提供される。
価格は、初期契約費用が10万円、年間基本料が60万円(税抜)で、利用ID数やデータ容量の追加オプションも用意されている。
TOPPANエッジは、請求書を介した全ての企業間取引で利用できるサービスを目指し、機能拡張を継続的に実施する方針だ。2028年までに累計30億円以上の売上を目指す。
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