
三菱UFJ eスマート証券、三菱UFJ銀行と自動入出金サービスを開始
ポイント
三菱UFJ eスマート証券は、2025年3月24日から三菱UFJ銀行との自動入出金サービス「三菱UFJマネーコネクト」を開始する。このサービスはネット証券と3メガバンク間で初となる。普通預金口座と証券口座を連携し、自動で資金移動を行う仕組みで、投資信託やプチ株の積立取引に対応する予定だ。 三菱UFJ eスマート証券は、2025年3月24日より、三菱UFJ銀行との自動入出金サービス「三菱UFJマネーコネクト」を開始すると発表した。ネット証券と3大メガバンクの間での自動入出金サービス提供としては国内初の取り組みであり、利用者に新たな利便性を提供するとしている。
「三菱UFJマネーコネクト」は、三菱UFJ銀行に保有する普通預金口座と、eスマート証券の証券口座を連携するサービスだ。具体的には、証券口座での取引の際に必要な資金を自動で銀行口座から入金する自動入金サービスと、証券口座に残った資金を毎営業日、自動で銀行口座に出金する自動出金サービスを提供する。
サービスは段階的に拡充される予定で、初期段階では投資信託やプチ株の積立取引を対象に提供される。利用者は、証券取引における資金管理を自動化できる。
この発表に合わせ、今後のMUFGグループとの連携計画も明らかにされた。4月にはMUFGモルガン・スタンレー証券と共に、円建債券と外貨建債券の取扱い拡充を開始する予定だ。また、MUFGニコスを通じて、クレジットカードでの投資信託積立購入も計画されており、2025年夏頃からは日本株現物や通常買付けの自動入出金サービスに対応する予定だ。
三菱UFJ eスマート証券は、これらの取り組みを通じて、更なる顧客サービスの改善を目指している。今後もMUFGグループ各社と連携し、顧客の取引体験向上を図る計画で、追加サービス導入のタイミングについても適宜案内するとしている。
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