
大和総研、企業向けトータルソリューション『D-Suite』を4月にリリース
ポイント
大和総研は、企業のビジネスレジリエンスを強化するトータルソリューション『D-Suite』を2025年4月1日に提供開始する。『D-Suite』は、マルチクラウド共通基盤を中心に、システム戦略策定、クラウド移行、内製化人材育成、AWS請求代行など、多角的なサービスを提供する。 大和総研は3月10日、企業のビジネスレジリエンスを強化するトータルソリューション『D-Suite』を、2025年4月1日より提供開始すると発表した。企業のシステムインフラ戦略策定からマルチクラウドの運用まで、包括的にサポートする。
『D-Suite』は、マルチクラウド共通基盤を中心に、以下のソリューションで構成される。
- マルチクラウド共通基盤:複数のクラウド運用に必要な共通的な運用監視、セキュリティ、ネットワーク機能を提供する。これにより、高度なセキュリティや信頼性が求められる金融業界でも利用実績のある堅牢な運用環境を、迅速かつ低コストで導入できる。
- 特権ID管理(D-Suite PAM):システム管理に必要な特権IDの適切な管理を支援する。作業者は自身のIDでログインし、特権IDを使用してシステムへアクセスできるため、特権IDやパスワードの共有が不要となる。これにより、セキュリティリスクを低減し、作業負荷を軽減する。
- システムグランドデザイン策定:IT施策の目指す姿を示し、システム化に向けたグランドデザインや実行計画を策定する。
- クラウド移行・構築:高セキュリティで安心・安全なクラウド環境へのシステム構築、移行、運用をサポートする。
- エデュケーションパッケージ:システム開発・運用の内製化に向けて、クラウド人材の育成を支援する。
- AWS請求代行:AWSの利用に際し、直接契約ではなく大和総研の請求代行サービスを利用することで、割引価格でAWSサービスを利用できる。
大和総研は、これまで金融機関やインフラ企業の基幹システム運用を通じて培った知識と技術を活かし、『D-Suite』を通じて企業のビジネスレジリエンス強化を支援する方針だ。
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