
セブン銀行とJCBがATM口座振替登録サービスを年度内開始へ
ポイント
セブン銀行はJCBと提携し、「+Connect(プラスコネクト)」第4弾となる「ATM口座振替登録」サービスを2025年度内に開始する。本サービスでは、全国のセブン銀行ATMでほぼ24時間365日、迅速・簡単に口座振替の登録手続きができるようになる。 セブン銀行は5月28日、JCBと提携し、ATMで手軽に口座振替登録ができる新サービス「ATM口座振替登録」を2025年度内に開始することを発表した。
「ATM口座振替登録」サービスは、全国に約28,000台設置されているセブン銀行ATMを活用し、24時間365日、最短1分でワンストップの手続きが可能となる。利用者は、事業者が発行するQRコードをATMにかざしたうえで、引き落とし口座に指定する金融機関のキャッシュカード情報をATMで読み取らせるだけで手続きが完了する。この仕組みにより、必要情報の記入ミスなど入力不備のリスクが大幅に抑えられる上、書面申請に比べて大幅な時間短縮が実現される。
近年のキャッシュレス化により、各種料金やクレジットカード・保険料の支払いにおいて口座振替の利用件数が増加している。しかし、登録手続きの大半は依然として紙の口座振替依頼書を記入し、Webや郵送で提出する方式が主流であり、申込み不備が生じた場合の再提出や、実際の口座振替開始まで時間がかかるなどの課題が残っていた。セブン銀行とJCBは、こうした利用者と事業者双方の負担を軽減するため、ATMチャネルを活用した新サービスの導入に合意した。
特にJCBでは、Webでの手続きが難しい利用者や高齢者にもATMで分かりやすく素早くカード利用代金の口座振替設定ができるようになる。従来Web対応できなかった利用者には紙の申し込みを案内していたが、今後はATMという新たな選択肢を提供することで利便性が向上する。
セブン銀行は「お客さまの『あったらいいな』を超えて、日常の未来を生みだし続ける」というパーパスのもと、今後もさらなるサービス向上に取り組む方針だ。
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