
マネックス証券、次世代AIコンタクトセンター構築へ
ポイント
マネックス証券は、MILIZEとARIの協力のもと、クラウド型の次世代AIコンタクトセンターの構築を開始した。Amazon Connectや生成AIの活用により、顧客対応の効率化とカスタマーエクスペリエンスの向上を目指す。 マネックス証券は、MILIZEおよびARIと連携し、クラウド型の次世代AIコンタクトセンターの構築を開始した。顧客対応の効率化とカスタマーエクスペリエンスの向上を図る。
新たなコンタクトセンターシステムでは、AWSが提供する「Amazon Connect」を採用し、100席以上のオペレーターが利用するクラウド型コールセンターの設計・開発・構築を進める。また、ARIが提供する「Mieta」を活用し、リアルタイムおよびヒストリカルなレポートの作成を通じて、運用状況の可視化と指標管理を行う予定だ。
クラウド基盤への移行により、システム管理の効率化と柔軟なスケーリングが可能となり、ビジネスの成長に応じた迅速な対応が期待されるという。さらに、生成AIの導入により、顧客との接点を最適化し、パーソナライズされたカスタマーエクスペリエンスの実現を目指す。
具体的には、AIによる自動応答や適切な振り分け、通話内容の文字起こし、通話後の要約機能などを導入し、後続業務の効率化を図る。また、通話中の問い合わせをリアルタイムで解析し、生成AIが適切かつ自然な回答案を作成することで、オペレーターのスキルに依存しない迅速な対応を可能とする。
今後も、MILIZEとARIは、AI技術の更なる進化と共に、コンタクトセンターの業務効率化と顧客満足度の向上を両立させるため、最先端のAIソリューションの開発と導入を積極的に推進していくとしている。
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