
保険業界向け生成AI検索「AS FiNDER」6社共同開発、6月27日リリース
ポイント
アイリックコーポレーションなど6社は、保険業界特化型の生成AI検索機能「AS FiNDER」を共同開発し、6月27日にリリースする。保険募集人の業務効率化と顧客対応力の向上を目的としている。 アイリックコーポレーションは6月6日、LHL、ライフサロン、ライフプラザパートナーズ、ほけんの110番、AZPowerと共同で、保険業界向けの生成AI検索機能「AS FiNDER」を開発し、6月27日にリリースすると発表した。
AS FiNDERは、保険募集人が日常業務で直面する照会対応の効率化を目的としている。LHLグループの保険代理店3社が蓄積した業務知見と、AZPowerの生成AIおよびRAG(Retrieval-Augmented Generation)技術、アイリックコーポレーションのソリューション提供力を融合させて開発された。
このツールにより、保険募集人は膨大なマニュアルや規定文書から必要な情報を迅速かつ正確に検索・取得できるようになる。これにより、顧客対応の品質向上と業務効率化が期待されている。
保険業界では、顧客本位の業務運営が求められており、特に新契約、保全、支払といった各領域での迅速かつ正確な対応が重要視されている。しかし、情報が複数のシステムや文書に分散しているため、必要な情報を探し出すのに時間と労力がかかるという課題があった。
AS FiNDERは、これらの課題を解決するために開発された。情報検索の時間を短縮し、保険募集人がより質の高いコンサルティングを提供できるよう支援することで、顧客満足度の向上を目指している。
アイリックコーポレーションは、今後もテクノロジーを活用した保険業界の業務効率化と顧客満足度の向上を目指し、さまざまなソリューションを提供していくとしている。
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