GeNiEと三菱UFJニコスが提携、会員向けフリーローン最短15分審査

GeNiEは9月10日、三菱UFJニコスと業務提携し、同社のカード会員向けにフリーローンサービス「マネーのランプ」の提供を開始すると発表した。申し込みから審査完了まで最短15分で利用できる。

GeNiEはレンディング領域に特化したエンベデッド・ファイナンスを推進しており、2024年6月から「マネーのランプ」を提供している。エンベデッド・ファイナンスとは、事業会社が自社サービスに金融機能を組み込んで提供することを指す。同サービスにより、Webやアプリを展開する事業者は自社の顧客接点にレンディング機能を追加でき、エンドユーザーは日常的に利用するサイトやアプリ上で必要資金を迅速に申し込んで受け取れる。

「マネーのランプ」は、貸金業ライセンス取得や厳格な法対応体制の整備といった参入障壁を意識せずに導入できる設計を特徴とし、事業者によるレンディング機能の提供開始を最短2週間で実現可能としている。特長は以下の通りだ。
– 初期費用・貸金業ライセンス不要で早期に収益化が可能
– 最短2週間で事業会社によるレンディング機能の提供開始
– アコム100%出資のフィンテック企業として高精度の与信システムを提供

GeNiEは、顧客の資金ニーズが高まるタイミングでシームレスな金融サービスを提供可能にすることで、顧客体験の向上および企業の収益向上に寄与するとしている。今回の提携を通じ、三菱UFJニコスのカード会員はより迅速で利便性の高いフリーローンにアクセスできるようになり、両社は生活者のニーズに向き合いながら金融体験の向上を目指す。

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