
滋賀銀行、次期勘定系に「BankVision on Azure」採用決定
ポイント
BIPROGYは2025年9月30日、滋賀銀行が次期勘定系システムの中核として、パブリッククラウドを活用するオープン勘定系「BankVision on Azure」を採用すると発表した。柔軟・迅速な経営戦略の実行と顧客起点のサービス提供、持続可能性の高い基盤実現を支援する。BankVisionは12金融機関での稼働実績を持つ。 BIPROGYは2025年9月30日、滋賀銀行が次期勘定系システムの中核として、パブリッククラウドを活用したオープン勘定系「BankVision on Azure」を採用すると発表した。同社は、柔軟かつスピーディーに経営戦略を実行し、顧客起点のサービス提供を支える持続可能性の高い勘定系の実現を支援するとしている。
発表によると、「BankVision on Azure」により勘定系のオープン化とクラウド化を同時に推進する。これを滋賀銀行の強みであるシステム企画・開発力や多様なネットワークと掛け合わせることで、企業価値の向上に寄与する考えだ。さらに、顧客の課題解決や地域への成長投資を進め、「地域を幸せにする好循環」の創出を支援するとしている。
今後についてBIPROGYは、地域金融機関のミッションクリティカルなシステムの安定稼働を継続的に実現し、地域の顧客課題に取り組む金融機関のパートナーとして地域社会に貢献していく方針を示した。
稼働実績では、「BankVision」および「BankVision on Azure」が計12金融機関で安定稼働している。直近では商工組合中央金庫が2025年1月に稼働開始している。銀行基幹システムとして高い安全性と堅牢性を確保しているという。
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