
損保ジャパン「SOMPO MobineX」開始 次世代モビリティの安心・安全を包括支援
損害保険ジャパンは、次世代モビリティ領域の包括的ソリューション「SOMPO MobineX」を2025年10月から展開すると発表した。
自動運転の進化やライドシェアの普及で事故形態や責任が複雑化している。従来の事故後補償に加え、未然防止から復旧までを支える取り組みが求められる。SOMPOグループはリスクマネジメントや導入支援、パートナー連携の知見を活かし、課題解決を図る。
SOMPO MobineXは、グループ内外の総合力を結集し、交通空白地域の移動手段確保や公共交通のドライバー不足などに対応するソリューションである。多様なステークホルダーと連携し、移動の安心・安全を提供する。
提供メニューは幅広い。
自動運転では、導入を包括支援する「SOMPO ALCS」を用意し、リスクアセスメント、緊急時マニュアル作成支援、自動運転車向けロードアシスタンス、専用保険などで実装を後押しする。
ライドシェアの新サービスでは、プロジェクトマネジメントからシステム導入、ドライバーサポート、運行管理、予約・配車、事故時対応(保険)までをワンストップ提供する。みつばモビリティとの連携により、煩雑な手続きを抑えた導入を可能にする。
車両・運行管理の新サービスでは、法人向け通信型ドライブレコーダー「スマイリングロード」と車両管理BPOを組み合わせ、業務効率化とコア業務へのシフトを支援する。
モビリティデータ活用では、事故データやテレマティクス由来データを用い、都市計画や交通計画の策定を支援する。EVレスキューでは、EVバス向けサービスコールや、自動車保険契約者のバッテリー切れ時の現場急速充電を提供する。
各ソリューションは今後も拡大予定で、SOMPOグループおよびアライアンス先のサービスを組み合わせて提供する。
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