SocioFutureの「DAIS」、かんぽ生命保険へ提供開始 行政照会回答をデジタル化
ポイント
SocioFutureは11月17日、行政機関が行う預貯金等照会への回答をデジタル化するソリューション「DAIS」を、10月20日よりかんぽ生命保険に提供開始したと発表した。DAISは2018年提供開始のサービスで、行政機関での導入が500を超え、金融機関でも241機関に拡大している。 SocioFutureは11月17日、行政機関と金融機関の間で行われる預貯金等照会の回答をデジタル化するソリューション「DAIS(ダイス)」を、10月20日よりかんぽ生命保険に提供開始したと発表した。DAISの活用により、照会対応のDXとセキュリティ強化を図るとしている。
DAISは行政機関や金融機関の照会業務を省力化・効率化するデジタルソリューションで、行政機関が財産調査等に伴い実施する預貯金等照会に対する回答のデジタル化を支援する。2018年に提供を開始し、2025年7月には行政機関での導入数が500を突破、金融機関でも241機関へ導入が進むなど利用が拡大している。保険会社での導入に加え、JA共済や都道府県共済など共済組合への導入も進展している。
かんぽ生命保険では、これまで行政機関から依頼される契約照会は書面で行われており、業務負荷が課題だった。今回の導入により、同社と行政機関双方での業務効率化に加え、情報の授受におけるセキュリティ強化が期待される。
SocioFutureは今後、金融業界をはじめ、行政・保険業界のDX推進と業務品質向上を支援するため、DAISの機能強化や改善を継続し、サービスの充実を図る方針だ。
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