MEJAR5行の次期統合DBが1月稼働、Snowflake採用
NTTデータは横浜銀行、北陸銀行、北海道銀行、七十七銀行、東日本銀行の5行(MEJAR各行)が共同利用する次期統合データベース(統合DB)を構築し、2026年1月から稼働を開始した。データ利活用の高度化と安定的な業務継続を支える基盤として、MEJAR各行の業務を支援するという。
今回の取り組みは、5行が同一基盤上で共同利用するデータ利活用基盤を同時に更改するもので、40を超えるサブシステムと1万8,000を超えるBIツールの定義移行を伴う。MEJARにおける過去最大規模のデータ基盤刷新と位置付ける。
統合DBにはSnowflake AIデータクラウドを採用し、データウェアハウスを高度かつ柔軟な基盤として整備した。あわせて、大規模で複雑なデータ連携・加工処理を、インフォマティカのAI搭載クラウド型基盤であるIntelligent Data Management Cloud(IDMC)へ移行した。従来PowerCenterで管理されていた大規模データ連携資産を再利用しつつ、約9,000本に及ぶデータ連携・加工処理をIDMCプラットフォームへ移行・マイグレーションしたとしている。
クラウドの特性を生かした構成により可用性と復旧性を確保し、災害発生時でも安定した業務継続を可能にする狙いだ。加えて、Streamlitで直感的なデータカタログを新たに開発し、利用者が必要なデータを迅速かつ容易に把握・活用できる環境を整えた。セキュリティ面では、NTTデータのクラウドセキュリティサービス「A-gate」を採用するなど、金融機関に求められる高水準のセキュリティおよびコンプライアンス要件に対応したという。
背景としてNTTデータは、金融機関で顧客体験向上や与信精度の高度化などを目的にデータ活用の重要性が増す一方、オンプレミス中心のシステムではデータ量増大や処理負荷変動、外部データ活用拡大への柔軟な対応が課題になっていたと説明する。今後は、MEJAR各行におけるデータ利活用の高度化やデジタルサービス開発の加速、AI導入の推進を継続的に支援し、得られた知見を他の金融機関にも展開するとしている。
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