JCBとネットプロテクションズ、B2B決済で基本合意 NP掛け払い連携を検討
JCBは2月6日、ネットプロテクションズホールディングスと、その連結子会社ネットプロテクションズと、企業間決済(B2B決済)における戦略的業務提携に関する基本合意書を締結した。両社は「NP掛け払い」を軸に、法人カードの発行や請求書のカード支払いなどを検討・開発し、B2B決済の利便性向上とキャッシュレス化、デジタル化を推進する方針だ。
協業の柱の1つは、「NP掛け払い」会員向けのJCBブランド法人カードの発行検討だ。買い手企業および会員に対し、2027年9月末日までの発行に向けて検討・開発を進めるとしている。NP掛け払いに関連した取引に限らず、広告費や公共料金など幅広い支払いのキャッシュレス化を想定し、企業の事務負担軽減や事業成長の加速に資する狙いだという。
2つ目は、NP掛け払いで発行された請求書に対し、買い手企業がクレジットカードで支払える機能の追加だ。2027年12月末日までの実現に向けて検討・開発を進める。これにより、請求書の支払い手段にクレジットカード支払いを加え、キャッシュフローの柔軟性向上につなげるとしている。
3つ目として、法人ポータル関連事業での連携強化も掲げた。JCBが提供するソリューションとNP掛け払いの連携を通じて、両社が保有する決済データやノウハウを掛け合わせ、付加価値の高いサービス提供を目指す。
提携の背景には、国内B2B取引でアナログな請求業務、代金回収リスク、買い手企業の資金繰り最適化といった課題が残り、生産性向上の阻害要因となっている点がある。ネットプロテクションズはNP掛け払いで独自の与信ノウハウとオペレーション体制を構築し、JCBは加盟店ネットワークと決済ソリューションを強みに企業間決済でも地位を築いてきた。両社は今後、取り組みを段階的に進め、請求・支払い・資金管理を横断した決済体験の高度化を図る考えだ。
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