マネックス証券の米国株取引を刷新、トレードワークスとSCSKが新基盤稼働
トレードワークスとSCSKは2月19日、共同でマネックス証券の米国株式取引システムを刷新し、新サービスの提供を開始したと発表した。円貨・外貨を意識させない取引環境の実現や、注文機能の拡充、将来の取引時間延長に備えた拡張性の確保を柱に、米国株取引の利便性と基盤の安定性を高めたとしている。両社にとっては、2024年6月の資本業務提携後に強みを結集して完遂した初の大規模プロジェクトだという。
新システムでは、日本円と米ドルなど異なる通貨間の資金管理をリアルタイムに連携させる仕組みを構築した。これにより、投資家は事前の為替振替を行わずに日本円口座から直接米国株式の売買が可能になるとしている。あわせて、資金移動や残高反映処理も従来より早くなると説明した。
機能面では、成行・指値・逆指値に加え、連続注文、ツイン指値、リバース、トレールストップなど多様な投資戦略に対応する自動売買機能を備えた。注文の有効期限も当日限り、週末指定、日付指定、最長90日までの設定を組み合わせられるとしている。米国取引所で検討が進む「24時間(23時間)取引」への対応を視野に入れたアーキテクチャを採用し、取引時間や市場構造の変化に柔軟に対応できる基盤を整備したという。
画面・アプリも刷新した。米国株取引画面は日本株取引画面と似たデザインへ全面リニューアルし、MY PAGEの「米国株」メニューから残高照会や取引をシームレスに行えるようにした。「銘柄スカウター米国株」の情報も取引画面から閲覧可能になる。スマートフォンアプリ「マネックス証券 米国株」では、資産状況を米ドル/円貨換算額表示へワンタップで切り替えられ、絞り込み機能なども搭載した。マネックス証券アプリの「米国株」メニューも整理し、日本株と似たデザインへ刷新して、資産確認から取引、情報閲覧までアプリ内で利用可能になるとしている。
背景には、個人投資家の米国株投資への関心の高まりがあるとした。全面刷新では、投資家との接点となるフロントシステム(Webとスマートフォンアプリ)をトレードワークスが担当し、SCSKが基幹システムを担当する体制で、UI/UXの改善とバックエンドの安定性の両立を図ったという。
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