明治安田、BizClo導入でLINE経由成約率70%に向上
Micoは2月26日、明治安田が資料請求の顧客対応などでLINEを活用した1to1ビジネスチャットサービス「BizClo」を導入し、LINEほけん相談から営業担当へ引き継いだ後のLINE経由成約率が70%に向上したと発表した。資料請求のみの顧客と比較すると、成約率は約7倍の成果に達したという。
同取り組みでは、LINEを通じた双方向コミュニケーションに加え、ほけんショップの営業担当者へ最短1時間以内で連携する体制を構築した。資料請求直後の「検討熱」を逃さず、デジタルと「人」によるフォローへ迅速につなげることが高い成約率に直結したとしている。また、LINEほけん相談で組織単位のきめ細かなフォローアップを行い、シームレスな顧客体験を確立したとする。
成果面では、相談者のボリューム層が30代にシフトし、30代の相談数が最多となった。電話がつながりにくい若年層に対し、隙間時間で相談できるLINEの接点を用意したことが寄与したという。デジタルパンフレットの即時送付など待ち時間のない体験も提供し、平均的なメール開封率25%に対しLINEでは最大80%になったとして、子育て世代などの「タイパ」ニーズを捉えたとしている。
運用面では、生命保険業界特有のコンプライアンス体制をシステム化した点も挙げた。BizCloのNGワード自動検閲(警告/禁止フレーズ機能)や対応履歴の一元管理により、組織的な1to1対応を可能にしたという。さらに、100名を超える全国のほけんショップ営業担当者との情報共有を実現し、セキュリティと顧客利便性の両立を図ったとしている。
導入の背景として明治安田は、デジタルとリアルを融合させた顧客接点の構築に注力してきた。一方で、社会的なコミュニケーションの変化により、従来の電話主体の手法ではコンタクト率の低下が課題となっていた。これを受けてLINEほけん相談を開始し、2025年に、厳格なコンプライアンス遵守と組織的なデータ管理・引き継ぎ体制を両立させるプラットフォームとしてBizCloを導入した。Micoは今回、導入事例のインタビュー記事も公開したとしている。
添付画像一覧













