BASE、資金調達サービス「YELL BANK」を外部提供 3月25日にPAYGATE連携開始
BASEは3月13日、資金調達サービス「YELL BANK」の外部提供を2026年3月から開始したと発表した。第1弾として、スマレジが提供するマルチ決済サービス「PAYGATE」と3月25日に連携を始める。これにより、PAYGATEを利用する事業者は「YELL BANK」を通じて、リスクなくスピーディな資金調達が可能になるという。
外部提供の対象は、決済、受注・発注管理、ECカート、POSシステムなど、ユーザーである事業者の利用実績データを持つプラットフォームサービスだ。スマレジでは「PAYGATE」利用事業者のうち、所定の利用条件に該当する事業者向けに、データ直結型の資金調達サービス「スマレジ出世払い」として提供する。
「YELL BANK」は、プラットフォーム連携型の資金調達サービスで、サービス上の売上や利用実績データをもとにAIが将来債権を自動評価し、それを買い取る仕組みを採る。事業者は将来の売上を早期に事業へ活用できるとしており、日常の事業運営の延長線上で資金調達を検討できる点を特徴とする。
BASEによると、「YELL BANK」は2018年12月にネットショップ作成サービス「BASE」のショップオーナー向けに提供を開始した。さらに2024年6月には、PAYが運営するオンライン決済サービス「PAY.JP」の加盟店向けにも展開している。これまでの提供実績を踏まえ、グループ外を含む外部提供に踏み切った形だ。
同社は、「YELL BANK」を通じた累計の資金調達金額と利用事業者数はいずれも年々増加していると説明する。リピーターの割合は2022年以降、平均で7割を超えているという。従来の金融機関の審査手法では十分に評価されにくかったMSMBの事業者を、利用実績データとAIを活用した独自の審査モデルで支援してきたとしている。
今後は、グループ内で蓄積してきたAI審査モデルの知見を生かし、より多くの事業者のビジネス成長を支える狙いだ。「YELL BANK」は、エンベデッド・ファイナンスとしてプラットフォームサービスに金融機能を組み込むことで、資金調達の選択肢を広げる取り組みを進めるとしている。
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