T&Dフィナンシャル生命など3社、請求手続きの全工程デジタル化に着手
T&Dフィナンシャル生命、PKSHA Technology、スカイコムは3月24日、AIボイスエージェントと電子手続きを活用し、請求手続きの全工程デジタル化に向けた取り組みを開始したと発表した。PKSHA Technologyの「PKSHA VoiceAgent」と、スカイコムの電子契約サービス「SkySign」を連携させ、電話応答から電子手続きまでを一気通貫でデジタル対応する。サービス提供開始は2026年6月以降を予定している。
この取り組みにより、利用者は電話によるAIボイスエージェントの応答と、スマートフォン上での電子手続きを組み合わせて請求手続きを進められるようになる。3社は、待ち時間の短縮や書類手続きの負担軽減を図るとともに、コールセンター業務の効率化につなげる考えだ。
サービスの流れは3段階で構成する。まず、利用者が専用ダイヤルに電話をかけると、PKSHA VoiceAgentが自然言語で自動応答し、用件確認や案内を行う。次に、SkySignから手続き用URLを記載したSMSを利用者のスマートフォンに送信する。最後に、利用者はSMSで受け取ったURLから専用フォームにアクセスし、必要事項の確認と入力を行う。
運用開始当初は、オペレーターによる対応と併用しながらサービスを提供する。今後は段階的に高度化を進め、将来的には人手を介さない自動化の実現を目指すとしている。
背景には、保険業界の手続きで、カスタマーセンターの営業時間内にオペレーターと会話する必要があることや、混雑時の待ち時間、その後に発生する書類の郵送手続きが利用者の負担となっていたことがある。また、業界全体でDXが進む中、本人確認や意思表示の確実性を担保しながら、業務効率化と顧客利便性向上を両立することが課題となっていた。
今回の取り組みでは、T&Dフィナンシャル生命で運用実績があるPKSHA VoiceAgentと、SkySignを組み合わせることで、AIによる自然言語応答から電子手続きまでを一連のデジタルフローとして構築する。3社はこの仕組みにより、請求手続きのデジタル対応を進め、効率化と利便性向上の両立を図るとしている。
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