
クレジットエンジン、三井住友銀行にオンライン融資申込プラットフォームを提供
ポイント
クレジットエンジンは、信用保証協会保証付融資のオンライン申込プラットフォーム「CE Loan 保証協会」を三井住友銀行に提供開始した。書面手続きを電子化し、融資申込から実行までのリードタイム短縮と業務効率化が期待されている。 クレジットエンジンは4月14日、信用保証協会保証付融資のオンライン申込プラットフォーム「CE Loan 保証協会」を三井住友銀行に提供開始したと発表した。2024年12月から一部拠点での利用が始まっている。
今回導入された「CE Loan 保証協会」は、これまで紙で行われていた信用保証協会保証付融資の申込手続きをデジタル化する。これにより、取引先企業は必要書類をオンラインで提出できるようになり、書類の確認や修正といった業務も電子的に完結できる。これまで時間を要していた書類不備への対応や、金融機関と保証協会間のやり取りにかかる時間を短縮できるとしている。
このサービスは、全国51の信用保証協会が利用する「信用保証協会電子受付システム」とAPI連携が可能であり、借入人による融資申込から保証申込まで一連の業務プロセスのデジタル化が実現されるという。「信用保証協会電子受付システム」は、全国信用保証協会連合会が事務局となり構築されたもので、手続きの電子化と効率化を目的としている。また、このシステムにはクレジットエンジンが提供する「Credit Engine Platform」が実装されている。
背景として、これまで保証協会保証付融資の申込は紙ベースで行われており、書類不備が発生した際には金融機関担当者が直接訪問したり、郵送対応を行ったりする必要があった。こうした課題から、業務効率化とリードタイム短縮を目的に、三井住友銀行は今回のシステム導入に踏み切ったとみられる。
今後、クレジットエンジンは「CE Loan 保証協会」の活用を通じて、融資に関わる手続きのデジタル化と業務効率化をさらに推進し、金融機関の業務支援を強化していく方針だ。
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