
りそなHD、京葉銀行にバンキングアプリ基盤を提供
ポイント
りそなホールディングスは、京葉銀行との戦略的業務提携の一環として、バンキングアプリの基盤を提供し、京葉銀行は新たに「京葉銀行アプリ」の提供を開始した。りそなグループのUI/UXを活用し、利便性の高いサービスを実現する。 りそなホールディングスは5月21日、京葉銀行との戦略的業務提携に基づき、バンキングアプリの基盤を提供したと発表した。これにより、京葉銀行は個人顧客向けに「京葉銀行アプリ」の提供を開始した。
このアプリは、りそなグループが展開する「りそなグループアプリ」のユーザーインターフェース(UI)とユーザーエクスペリエンス(UX)を活用している。利用者は、口座残高や入出金明細の確認、インターネットバンキングへのシングルサインオンによる振込などの取引を、シームレスに行うことができる。
りそなグループは、連結子会社であるFinBASEを通じて、金融デジタルプラットフォームを展開しており、バンキングアプリの外部提供は今回で5行目となる。これまでに、常陽銀行、足利銀行、百十四銀行、十六銀行に提供してきた。FinBASEは、りそなグループや革新的なテクノロジーを有する企業が持つ機能・サービスと利用企業をAPIで繋ぐ金融デジタルプラットフォームの参加者を開拓している。
この取り組みは、非対面ビジネスの進化を目指す地域金融機関との協業を通じて、金融デジタルサービスのオープンイノベーションを促進することを目的としている。りそなグループは、資本関係にとらわれないオープンな提携を通じて、プラットフォーム参加事業者が各々の戦略に応じたサービスを迅速に提供・利用できる環境を整備し、全国各地の地域経済活性化に貢献していくとしている。
りそなホールディングスは、今後も地域金融機関との連携を強化し、金融デジタルプラットフォームを通じたサービスの提供拡大を進めていく方針だ。
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