
みんなの銀行「Circle」にふるさと納税forGoodとスムーズが参画、提携16社体制へ拡大
みんなの銀行は6月30日、同行アプリ上の優待プラットフォーム「Circle」に、新たにボーダレス・ジャパンが運営するふるさと納税ポータル「ふるさと納税forGood」と、スムーズが提供する賃貸初期費用分割サービス「スムーズ」を追加したと発表した。
Circleは、デジタルネイティブ世代が「まだ知らない価値」に気軽に触れられる場として設計された機能で、アプリ内の専用画面から提携事業者にアクセスすることで、割引や限定特典を受け取ることができる。今回の連携により、同機能の提携事業者は「資産運用・保険」「ライフスタイル」「トラベル」「ラーニング」の4カテゴリー計16社となった。
新たに加わった「ふるさと納税forGood」は、環境や人に配慮して作られたエシカルな返礼品を取り扱い、寄付を通じた地域活性化を促す点が特徴である。一方の「スムーズ」は、賃貸住宅の契約時に必要となる敷金・礼金などの初期費用を分割払いまたは後払いできるサービスで、部屋探し時の資金負担を軽減する。
みんなの銀行は「みんなに価値あるつながりを。」をミッションに掲げ、銀行サービス以外にもデジタルネイティブと親和性の高い非金融サービスを取り込み、独自の特典を付加することで新たな価値創出を目指すとしている。今後もサービスカテゴリーおよび提携社の拡大を継続するとしており、Circleの機能強化が進む見通しだ。
Circleでは2025年6月30日現在、資産運用・保険分野のAHARAや大和コネクト証券など5社、ライフスタイル分野のカーシェアリングやモノのシェアリングに加え今回追加された2サービスを含む5社、トラベル分野のRevolutとNEWTの2社、ラーニング分野のNewsPicksやaudiobook.jpなど4社が連携しており、合計16社がアプリから利用可能だ。
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