
みんなの銀行、「スーペイ支店」開設 SU-PAY連携でトライアルでの買い物支援
ポイント
みんなの銀行は7月14日、SU-PAYとのパートナー支店「スーペイ支店」を開設した。API連携に続く協業拡大で、口座からSU-PAYへ直接チャージできる利便性を高めるほか、現金最大1,000円とトライアルポイント最大2,000円相当を付与する常設プログラムと期間限定キャンペーンを開始。全国352店舗のトライアルでの買い物を後押しし、BaaS事業の裾野拡大とキャッシュレス決済の普及を狙う。 みんなの銀行は7月14日、ディスカウントストア「トライアル」の決済アプリを運営するSU-PAYとのパートナー支店「スーペイ支店」を開設した。同行が推進するBaaS(Banking as a Service)事業の一環で、外部企業へ金融機能を提供する取り組みを強化する。
両社は2024年3月1日からAPI連携を開始し、SU-PAYアプリに銀行口座から直接チャージできる仕組みを構築した。これにより、全国352店舗(25年6月末時点)のトライアルで現金を介さない決済を実現してきた。今回の支店開設により、利用者はみんなの銀行アプリ内でスーペイ支店を選択し口座を開設するだけで、残高管理からチャージまでを一元化できる。
同日スタートした「みんなの銀行×SU-PAY お買い物応援プログラム」は終了日を定めない常設施策だ。初めてスーペイ支店で口座を開設し、専用コードを入力すると現金最大1,000円が付与される。内訳は、①支店選択で500円、②コード入力で500円。Saving口座へは最短翌日、Wallet口座へは翌月末を目途に入金される。また、口座開設月の翌月末までに1万円以上をSU-PAYへチャージすると、トライアルポイント1,000円相当が追加される。
SU-PAYは100円単位でのオンラインチャージが可能で、チャージ200円につき1ポイントが貯まる。銀行口座からの直接チャージとポイント管理がアプリ内で完結するため、プリペイドカードより手軽にキャッシュレス決済を利用できる。両社は今回のパートナー支店を通じて、ユーザーの決済フリクションを低減し、買い物体験の向上とキャッシュレス化の促進を目指すとしている。
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