明治安田生命とデロイト トーマツ サイバーが包括協業 人財育成と対策強化を推進
明治安田生命は1月22日、デロイト トーマツ サイバー(DTCY)と、サイバーセキュリティ管理態勢の高度化に向けた包括的協業に関する契約を締結したと発表した。生命保険事業者としての情報管理の重要性と、増加するサイバー攻撃やAIなどデジタル技術の発展、人財育成といった社会的課題に対応するため、先進知見を持つDTCYとの連携を通じて、人財育成と対策の両面を強化する狙いだ。
明治安田生命は「サイバーセキュリティ経営宣言」に基づき、経営主導で対策を推進してきた。今回の協業では、DTCYの人財育成プログラムを活用し、マネジメント領域とテクニカル領域の最新知識・スキルを体系的に習得できる環境を構築する。座学や実機演習に加え、インシデント対応など実践的スキルをDTCYの活動現場で身につける取り組みを業界に先駆けて実施し、同社のサイバーセキュリティ専門人財の水準を最先端に維持する。
あわせて、最新の攻撃動向の把握や先進技術の導入など、組織的・技術的対策を共同で進め、管理態勢のさらなる高度化を図る。契約期間は2026年4月から2030年3月までの4年間を予定し、以後は内外環境の変化を踏まえ適宜見直すとしている。
DTCYは、自社で培った育成ノウハウをプログラムとして提供し、人財配置計画やスキル評価までを含む包括的な人財管理の仕組みを伴走形式で構築・運用する。金融・保険領域での知見を深耕し、業界特有の課題に対応した先進的な育成モデルを構築の上、金融・生保にとどまらず幅広い分野への展開を目指す。
明治安田生命は、デュアルラダー制度のもとで経営人財と専門人財の双方を計画的に育成しており、専門分野を12に定め選抜型プログラムやフェロー制度などを整備、200名超を専門人財として登用している。両社は今後も安心・安全なサービスの提供を通じ、サプライチェーン全体、ひいては社会全体のサイバーセキュリティ強化に貢献するとしている。
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