北國銀行、IBPlatformに融資稟議・実行機能を搭載し本格稼働
北國銀行は2月20日、自社開発するサブシステム「IBPlatform(Integrated Business Platform:統合ビジネス基盤)」において、既存の顧客管理(CRM)機能に加え、「融資稟議・実行(勘定系システム連携)機能」を稼働開始したと発表した。機能拡充と提供体制の強化により、顧客の課題把握から提案、稟議、実行、事務に至る一連の業務プロセスを統合し、より高度で迅速なサービス提供の実現を目指すという。
新機能は、融資関連業務の効率性と正確性の向上を掲げる。具体的には、顧客情報・案件情報との自動連携により稟議書作成の作業負荷を削減する。また当座貸越では、稟議確定後の実行処理が勘定系システムと自動的に連動し、伝票オペレーションを不要とすることで、誤入力リスクの抑制と処理スピード向上につなげるとしている。加えて、案件情報をリアルタイムで共有できるようにし、営業・本部・事務部門の一体運営を通じて顧客対応力を強化する。
IBPlatformは、CRM、SFA、稟議・決裁、契約、事務処理、コールシステムなど、金融機関の業務を一元管理する統合型ビジネス基盤だ。導入により、システム間で分断されていた業務プロセスの統合や二重入力の解消、部門横断での顧客情報共有、データ活用による提案品質向上といった課題解消を図るとしている。
データ活用面では、多様な顧客接点(ハイタッチ/ロータッチ/テックタッチ)から得られる情報をデータベースに蓄積し、財務警戒アラートや資金トレース、口座入出金アラートなどのレコメンド、生成AI・機械学習モデルを活用した高度分析、BIツールによる可視化レポート(日次更新)を実現すると説明した。最適なタイミングで最適な提案を行う「価値創造サイクル」を構築し、顧客価値の向上を図る考えだ。
今後は、生成AIを活用した営業支援機能や業務プロセス高度化に資する機能開発、経営判断を支援する分析機能の向上など、継続的な機能拡張を進めるとしている。あわせてグループ会社のCCイノベーションにて、IBPlatformを含む各種サブシステムのSaaS型提供などと、システム移行支援コンサルティングを含めた取り扱いを進める。
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