京都銀行、請求書管理から支払いまで担うDXサービスを開始
京都銀行は3月23日、事業者の請求書管理から支払実行までをシームレスに統合するDXソリューション「京都FG SeamlessLink」の提供開始を発表した。法人向けインターネットバンキングとシステム連携し、従来は独立していた各種サービスをまとめて利用できるようにすることで、バックオフィス業務全体のDX化を促進する狙いだ。
第1弾では、請求書管理から支払いまでの業務を対象とし、2026年度中に順次サービスを開始する。主な機能として、AI-OCRによる請求書情報の自動データ化と請求書データの管理・保存、支払データの自動生成、ワンクリックでの法人IBへの振込データ連携を備える。決済方法は銀行振込に加え、請求書カード払いも選択でき、資金繰りの最適化にもつなげるとしている。
このサービスは、金融DX分野の3社と連携して構築する。対象は小規模事業者から中堅企業まで幅広く、事業者ごとのデジタル化の進展度合いや業務課題、ニーズに応じて最適なサービスを選べる設計とする。
4月提供開始予定のLayerXとの連携サービスでは、最先端のAIを組み込み、AIエージェントが人に代わって業務の大半を自動化する。請求書受取に加え、請求書発行、社内稟議、経費精算、勤怠管理など幅広い業務に対応し、複雑な承認ワークフロー設計や部門間連携、大量処理が必要な企業に適するとしている。
5月提供開始予定のTISとの連携サービスでは、請求書サービスと法人IBをAPIで連携し、請求書・支払データを一元管理する。財務状況のリアルタイム可視化や、ワンクリックでの振込データ連携による手作業や入力ミスの削減、請求書カード払いによる資金繰りの柔軟性向上を特徴とする。
2026年夏頃の提供開始を予定するエメラダとの連携サービスは、IT専任者が不在でも直感的かつ簡単に利用できる点を打ち出す。請求書発行や資金繰り管理機能を備え、資金の入りと払いを一元管理できるほか、法人IBへの振込データ連携や請求書カード払いにも対応する。
京都銀行は今後、経費精算や勤怠管理・給与支払などにもサービスを拡張し、事業者の生産性向上と経営管理の高度化を支援するとしている。
添付画像一覧






