住信SBIネット銀行と三井物産デジタルAM、デジタル証券活用の資産運用サービスを開始

住信SBIネット銀行は、三井物産デジタル・アセットマネジメントが開発・運営するデジタル証券を活用した資産運用サービス「ALTERNA（オルタナ）」の取扱いを開始した。

オルタナは都心の大型不動産や物流施設、発電所など安定した賃料収入が期待できる実物資産に、スマートフォンを使って簡単に投資できる資産運用サービスだ。デジタル証券を活用することで、これまで機関投資家に投資機会が限られていたさまざまな安定資産への小口単位の個別投資が実現し、個人投資家に新たな投資の選択肢を提供する。

この取組みの開始に伴い、オルタナと住信SBIネット銀行の「即時決済サービス」の連携が開始される。これにより、オルタナを利用するお客様は、原則24時間365日、いつでも手数料無料で住信SBIネット銀行の預金口座からオルタナの証券口座への入金が可能となる。

住信SBIネット銀行は、お客様の様々なニーズに応じてデジタルバンクを通じて外貨預金やロボアドバイザーサービスなどの商品・サービスを提供してきた。今回、オルタナの取扱いを開始することにより、サービスラインナップのさらなる充実を図り、新たな資産運用の取引機会を創出する。

三井物産デジタル・アセットマネジメントは、オルタナを通じて安定的な資産形成に資するデジタル証券ファンドを住信SBIネット銀行のお客様に提供し、より多くのお客様にデジタル証券を活用した安定的な資産形成を可能にする。デジタル証券は、投資の小口化や証券の発行や管理の効率化によりコストの削減や時間短縮を実現する新しいタイプの有価証券であり、現在の国内不動産に加え、今後は航空機や船舶など対象アセットの拡大も予定している。

また、住信SBIネット銀行と三井物産デジタル・アセットマネジメントはデジタル証券の共同開発も視野に入れ、協業を推進する予定だ。