
PayPay、オンライン決済向け「PayPay残高カード」を提供開始
ポイント
PayPayは5月21日、Visa加盟のオンラインショップで利用可能なバーチャルカード「PayPay残高カード」の提供を開始した。これにより、PayPay残高やポイントを使ってクレジットカード未対応のECサイトでも決済が可能となる。 PayPayは5月21日、オンライン決済向けの新サービスとして、バーチャルカード「PayPay残高カード」の提供を開始した。このカードは、PayPayアプリ上で発行でき、Visaブランドのクレジットカードが利用可能な国内のオンラインショップやコンテンツ提供サイトでの決済に対応する。
「PayPay残高カード」は、PayPay残高やPayPayポイントを利用して決済が可能であり、決済額は即時に残高から差し引かれる。これにより、PayPayが未導入のオンラインショップでも、PayPay残高を活用した支払いが可能となる。
また、このカードでの決済も、PayPayの特典プログラム「PayPayステップ」のカウントおよびポイント付与の対象となる。ユーザーは、普段のPayPay利用と同様に、ポイントを貯めることができる。
発行手続きは、PayPayアプリから最短30秒で完了し、年会費は無料。クレジットカードのような審査は不要で、本人確認(eKYC)を済ませたユーザーであれば、誰でも利用可能である。さらに、利用可能な金額は保有するPayPay残高の範囲内に制限されており、使いすぎを防止できる設計となっている。
PayPayは、これまでにも「PayPayカード」や「PayPayステップ」など、キャッシュレス決済の利便性向上を図るサービスを展開してきた。今回の「PayPay残高カード」の提供により、オンライン決済の幅がさらに広がり、ユーザーの多様なニーズに応える体制が整ったといえる。
今後、PayPayは、ユーザーの満足度向上と、より便利でお得な体験ができるサービスの創出を目指し、キャッシュレスサービスの拡充を進めていくとしている。
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