
三菱UFJ銀行アプリが大幅リニューアル、多様な金融サービスを一元管理へ
三菱UFJ銀行は、インターネットバンキングアプリ「三菱UFJ銀行アプリ」を2025年6月2日に大幅リニューアルすることを発表した。今回のリニューアルは、三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)が掲げる「やさしい金融サービス」を体現し、すべての人々にとってお金がより「明るく、身近に、前向きに」感じられることを目指すブランド「エムット」に基づいた施策である。
リニューアルの最大の特徴は、銀行サービスにとどまらず、グループ各社のクレジットカードやスマホ決済、資産運用など多岐にわたる金融サービスを一元的に管理できる点にある。これまで複数のアプリやサイトに分散していた「つかう」「ためる・ふやす」「つなぐ」といったお金の機能をシームレスに連携。MUFGブランド内の金融サービスへのワンストップアクセスを可能にし、アプリ1つで自分の資産状況を簡単に把握できる仕様となる。
具体的な変更点としてまず、ユーザーインターフェースの刷新が挙げられる。アプリは「ホーム」「口座一覧」「振込・振替」「サービス」「マイページ」の5つのタブに整理され、直感的に分かりやすいデザインへと改良された。各サービスへのショートカットや見やすいアイコン・文字サイズが採用され、初めての利用者でも迷わず操作できる点が特徴だ。
また、グループ各社が提供する金融サービスへの連携機能も強化されている。ホーム画面からは三菱UFJカードやeスマート証券、バンドルカード「Kanmu」、Money Canvas、マネフィットなどにワンストップでアクセスが可能。今後はさらに、COIN+にも対応する予定となっている。
新たに導入されるホーム編集機能は、ユーザー自身がよく使う機能を自由にホーム画面に追加・並べ替えできるもの。例えば、「定期預金」「外貨預金」などの機能や、個々が利用しているカードや証券口座の表示・非表示も簡単に切り替えられる。これにより、自分好みにカスタマイズした使いやすいホーム画面を作成できるようになった。
MUFGは今回のリニューアルを皮切りに、今後も利用者一人ひとりが安心してお金を管理できる環境づくりや各種サービスのアップデートを継続していくとしている。
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