
FOLIO、足利銀行に投資一任プラットフォーム「4RAP」を提供
FOLIOは2月20日、足利銀行に投資一任プラットフォーム「4RAP」を提供すると発表した。これにより、足利銀行は新たな投資一任サービス「あしぎん投資一任サービス STORY」を開始する。
「4RAP」は、FOLIOが提供する投資一任プラットフォームで、運用基盤システムと運用商品をワンストップで提供する。これまでにSBI証券、愛媛銀行、岡三証券などで導入されており、各社の投資一任運用サービスを支えてきた。足利銀行は、中長期的な資産運用サポートの一環として、4RAPの導入を決定した。
「あしぎん投資一任サービス STORY」は、足利銀行の投資信託口座を活用したファンドラップサービスである。顧客の資産背景やライフステージに合わせて、行員が資産運用プランの設計からフォローアップまでをサポートする。一般的なファンドラップでは、1人の顧客につき1つの運用コースに限られることが多いが、本サービスでは資金の性質や目的に応じて複数の運用目標を設定し、運用コースを分けて利用することが可能である。
FOLIOの「4RAP」は、SaaS型のシステムであり、金融機関は自社の顧客口座や預かり資産を維持しつつ、自社ブランドで投資一任サービスを提供できる。また、投資運用業者はFOLIOに限らず、各金融機関のニーズに合わせて柔軟に選択可能である。さらに、ペーパーレスを実現する対面営業用フロントツールや、販売パンフレット、研修コンテンツなども提供される。
FOLIOは、柔軟性のある投資一任プラットフォーム「4RAP」を通じて、導入先の金融機関やその顧客に適したサービス展開を目指している。今回の足利銀行への提供により、地域銀行で初めて、顧客の運用目標に応じた複数の運用コースが利用可能なサービスが実現した。今後もFOLIOは、各金融機関と連携し、一人ひとりの顧客に寄り添ったサービスの提供を推進していくとしている。
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