
インテック、金融機関向けCRMサービスを強化し百五銀行が導入
ポイント
インテックは、金融機関向けソリューション「fcube」の「CRMサービス」をバージョンアップした。今回の強化により、質の高い商談と迅速な提案が可能になる上、営業行員の早期戦力化を図る。同サービスは百五銀行での採用が決定している。 インテックは、金融機関向けソリューション「fcube(エフキューブ)」の一環として提供する「CRMサービス」のバージョンアップを発表した。新バージョンでは、金融機関における顧客情報の管理を通じて、より質の高い商談および速やかな提案が可能となる。具体的には時系列データに基づいて顧客の変化を視覚的に把握できるようにし、顧客ニーズを的確に捉えての提案を支援する。
このバージョンアップにより、顧客の状況変化を即座に察知し、提案に必要な関連資料や類似案件の抽出を行うアシスタント通知機能を強化することで、個人のスキルによらず組織的な提案品質の向上を実現する。さらに、標準APIの実装により、外部サービスや社内システムとの柔軟な連携が可能となるため、営業行員の早期戦力化が見込まれるという。
百五銀行では、組織拡大に伴う業務システムの見直しを進めており、特に法人顧客向けの渉外業務を担当する行員の早期戦力化が課題となっていた。インテックは、同銀行の現行CRMシステムの初期構築から携わっており、長年のノウハウやデータベースの再構築が不要な点が評価され、今回の採用に至った。
インテックのCRMサービスは、地域金融機関における顧客情報管理や営業活動を支援するものであり、金融機関と顧客との長期的な関係構築を目指す。
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