
ショーケース、マイナンバーカード対応の新アプリを発表
ポイント
ショーケースは、マイナンバーカードの各種ICアプリケーションを一括管理・利用できる「公的認証スーパーアプリ」の提供を開始した。行政機関や民間サービスでの認証手続きが簡便化される見込みだ。 ショーケースは2月26日、マイナンバーカードに関連する各種ICアプリケーションを一括管理・利用できる「公的認証スーパーアプリ」の提供を開始したと発表した。これにより、行政機関や民間サービスでの認証手続きが簡便化される見込みだ。
新たに提供される「公的認証スーパーアプリ」は、マイナンバーカードの公的個人認証サービス(JPKI)や券面事項入力補助APなどを搭載しており、利用者はこれらの機能を一つのアプリで管理・利用できる。事業者はこのアプリを活用することで、システム開発コストの削減が期待できるという。
総務省のデータによれば、2025年1月末時点でマイナンバーカードの保有枚数は約9,695万枚に達し、人口の約77.6%が保有している。これまで、マイナンバーカードを用いた本人確認手続きやログイン認証は、各行政機関や民間サービスごとに異なる方式が採用されており、利用者や事業者にとって負担となっていた。
ショーケースは、これらの課題を解決するために「公的認証スーパーアプリ」を開発した。同社のオンライン本人確認ツール「ProTech ID Checker」と組み合わせることで、AIによる自動審査機能を活用した効率的な本人確認が可能となる。これにより、行政機関や企業は、安全で信頼性の高い本人確認手続きを実現できるとしている。
同社は今後も、デジタル社会における本人確認の安全性と信頼性をサポートし、幅広い分野での活用を目指す方針だ。
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