
北國銀行の次期コアバンキングシステム開発でLiNKXが協力
ポイント
LiNKXは、北國フィナンシャルホールディングスとの資本業務提携を強化し、北國銀行の次期コアバンキングシステム開発を支援すると発表した。両社はこのシステムの地域金融機関への展開も目指しており、今回の提携強化により協業体制を一層強固にする。 金融系スタートアップのLiNKXは2月26日、北國フィナンシャルホールディングス(北國FHD)との資本業務提携を強化すると発表した。北國銀行の次期コアバンキングシステム開発を支援し、同システムの地域金融機関への展開を推進する。
LiNKXは、クラウドネイティブ技術に精通した専門人材を擁し、金融分野のシステムモダン化を支援する企業だ。社員の8割以上がソフトウェアエンジニアで、その半数以上が海外出身者で構成されている。同社は、銀行向け次期コアバンキングシステムや決済システムなど、社会に不可欠なミッションクリティカルシステムの刷新を手掛けている。
2024年4月、LiNKXと北國FHDは資本業務提携を締結し、北國銀行のシステムモダン化プロジェクトを開始した。このプロジェクトは、老朽化したCOBOLからの脱却とシステムの最新化を目指し、2026年度の稼働開始に向けて進行している。
今回の提携強化により、両社は次期コアバンキングシステムの開発体制を強化し、地域金融機関への展開を加速させる。LiNKXは、システム開発への貢献を深め、広範な導入を目指すとしている。
添付画像一覧

×