
スタンデージ、「おまかせ貿易」で七十七銀行と提携
ポイント
スタンデージは、七十七銀行と業務提携し、輸出支援サービス「おまかせ貿易」の普及を通じて、地域企業の海外進出を支援する。円安の影響で中小企業の海外展開ニーズが高まる中、両社は連携して地域経済の活性化に取り組む。 デジタル貿易プラットフォームを提供するスタンデージは2月27日、七十七銀行と業務提携し、海外販路開拓支援を行うと発表した。この提携により、スタンデージの輸出支援サービス「おまかせ貿易」の認知度と導入を拡大し、地域企業の海外進出を後押しする。
「おまかせ貿易」は、ブロックチェーンとステーブルコインを活用した新たな貿易決済システムを基盤とするサービスで、輸出未経験の中小企業でも簡単に海外取引を開始できる特徴がある。円安が続く中、海外展開への関心が高まり、2024年8月末時点で契約社数は250社を超えた。
今回の提携では、七十七銀行を通じて「おまかせ貿易」を提供する際、東京海上日動火災保険とも連携し、顧客企業の海外事業展開におけるリスクマネジメント支援も行う。これにより、地域企業の海外進出を総合的にサポートし、地域経済の活性化に寄与することを目指す。
スタンデージは、2017年3月に設立され、貿易インフラのデジタルトランスフォーメーションに取り組んでいる。今後も国内企業の輸出支援を通じて、世界および日本の貿易市場の拡大と地域経済の活性化に貢献していく方針だ。
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