
Fintertechとエムアイカード、新たなクラウドファンディングサービスを開始
大和証券グループのFintertechとエムアイカードは3月3日、エムアイカードの新金融サービス「MITOUS(ミトウス)」の第2弾として、クラウドファンディングサービス「CROWDFUNDING」を開始した。
このサービスは、Fintertechが提供するクラウド型応援金サービス「KASSAI」と貸付型クラウドファンディング「Funvest」の仕組みを活用している。購入・寄付型クラウドファンディングでは、「人・地域をつなぐ」をテーマに、三越伊勢丹グループの百貨店バイヤーや各店舗のネットワークを活かした多彩なプロジェクトを紹介する。貸付型クラウドファンディングでは、三越伊勢丹の顧客限定のファンドを提供する。
本日公開されたプロジェクトの一例として、福岡の「うまかもん」が一堂に揃う岩田屋三越の催事「博多うまかもん市」(3月26日~31日)と連動したプロジェクトがある。プロジェクトサイトでは、岩田屋三越バイヤーのコメントとともに、地元で愛される定番商品や知る人ぞ知る博多の味を紹介している。開発秘話や事業者の想いを通じて、気に入った商品はオンラインで手軽に購入できる。
エムアイカードの「MITOUS」は、顧客の未来の豊かさをサポートするために、金融にまつわるさまざまなサービスを提供する新たな金融サービスブランドだ。ブランド名には「未来を見通す」金融サービスで、顧客の豊かな暮らしを創る手伝いをしたいという思いが込められている。
Fintertechは大和証券グループの一員として、最先端のテクノロジーの活用や外部企業との連携により次世代金融サービスを機動的かつ柔軟に創出することを目指している。主な事業として、暗号資産を活用した「デジタルアセット担保ローン」および「デジタルアセットステーク(消費貸借)」、クラウド型応援金サービスの「KASSAI」、「未来をわかちあう投資」を提供する貸付型クラウドファンディングサービス「Funvest」を展開している。
今回の取り組みでは、クラウド型応援金サービス「KASSAI」のシステム提供と貸付型クラウドファンディング「Funvest」のサービス提供に加え、これまで培ってきたクラウドファンディングの知見を生かし、初期検討からサービスローンチまで支援を行った。
今後、大和証券グループとエムアイカードは、「CROWDFUNDING」に続き、2025年秋頃開始予定の資産運用コンサルティングについても協働で準備を進めている。これにより、顧客の多様なニーズに応える金融サービスの提供を目指す方針だ。
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