
東京メトロ、タッチ決済とQRコードで24時間券を導入
ポイント
東京メトロは、2025年3月22日より、クレジットカードのタッチ決済およびQRコードを活用した24時間券の提供を開始する。これにより、事前購入した乗車券でスムーズな乗車が可能となる。 東京メトロは、2025年3月22日より、クレジットカードのタッチ決済およびQRコードを活用した乗車サービスを開始すると発表した。 このサービスは、東京メトロ全線で利用可能な24時間券を対象としており、事前にオンラインで購入した乗車券を使用して、駅での現金購入を省略し、スムーズに乗車できることを目指している。
具体的には、タッチ決済対応のクレジットカード、デビットカード、プリペイドカード、またはQRコードを利用して、事前にオンラインで24時間券を購入する。 乗車時には、タッチ決済リーダーやQRリーダーが設置された自動改札機で、対応するカードやQRコードをかざすことで入出場が可能となる。 これにより、駅での乗車券購入や改札での手間を削減し、利便性の向上が期待されているという。
この乗車サービスは、東京メトロが進めている次世代乗車システムの一環で、企業や研究機関と連携した新技術の導入とDXの推進を通じて、将来的な安心と企業価値の向上を目指す取り組みの一部だ。2024年度中に実証実験が行われ、2023年8月にはその発表がされていたが、今回の正式なサービス開始に至った。
今後、東京メトロは交通系ICカードを主軸としつつ、デジタル技術を活用した新たな乗車サービスの検討を進める予定だ。 また、クレジットカードのタッチ決済による後払い乗車サービスの実施についても、運賃計算上の課題への対応を検討中であり、詳細が決まり次第発表するとしている。
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