
ふくおかフィナンシャルグループ、OpenAIと連携開始
ポイント
ふくおかフィナンシャルグループ(FFG)は、OpenAIとの連携を開始した。生成AIを活用し、金融業務の効率化や高度化、新たな価値創造を目指す。まず、OpenAIのChatGPT Enterpriseを導入し、業務プロセスの変革や営業の高度化、研究開発による新たな価値創造に取り組む。 ふくおかフィナンシャルグループ(FFG)は3月5日、OpenAIとの連携を開始したと発表した。生成AIを活用し、金融業務の効率化や高度化、新たな価値創造を目指す取り組みだ。
FFGは以前より、デジタルトランスフォーメーション(DX)に積極的に取り組んでいる。特に、AIをDXを加速させるコアテクノロジーと位置づけ、2024年4月にはAI戦略グループを新設した。外部パートナーと協力し、生成AIを戦略的に活用した既存業務の効率化を進めてきた。
今回の連携の第一歩として、OpenAIが提供するChatGPT Enterpriseの利用を開始する。これにより、FFGが検討中のさまざまなユースケースに生成AIを適用し、業務プロセスの変革や営業の高度化、研究開発による新たな価値創造を図る。最終的には、顧客体験価値の向上や地域課題の解決を目指す。
具体的な活用領域としては、OpenAIの技術を活用したコードや設計書の作成、データ分析の自動化・高度化、社内GPTのカスタマイズ、地域企業向けサービスの研究・開発などが挙げられる。
今後、AI技術の進展や社会の受容性の高まりにより、産業構造や事業構造が大きく転換する可能性がある中、FFGは、OpenAIの技術を通じて、世界の技術革新の潮流を捉え、顧客のビジネス変化や課題に迅速に対応するとしている。
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