
スポーツテック企業ユーフォリア、住友生命と協力し新たな健康支援サービスを開発
スポーツテック企業のユーフォリアと住友生命保険は、業務提携を発表した。今回の提携により、ユーフォリアのスポーツ科学の知見と、住友生命の保険・健康領域でのノウハウを組み合わせ、新たな健康支援サービスの開発を目指す。
ユーフォリアは、アスリートのコンディション管理システム「ONE TAP SPORTS」を開発し、2013年から提供している。このシステムは、日本代表チームやプロスポーツチームなど、多くのアスリートの健康とパフォーマンス向上を支援してきた。
一方、住友生命は、顧客の健康増進をサポートするVitality健康プログラムを中心としたWaaS(Well-being as a Service)を推進している。
ユーフォリアは、これまでアスリート支援を通じて培ったコンディションの可視化・向上メソッドやスポーツ科学の研究成果を、一般企業の従業員向けサービス「ONE TAP SPORTS for Biz」や介護予防プログラムとして提供してきた。住友生命との提携により、これらのノウハウを活用した新たな健康増進サービスの共創が期待されるとしている。
住友生命は、顧客のウェルビーイングを支援する新たなサービス開発に注力しており、ユーフォリアとの協業を通じて、より実効性の高い健康増進プログラムの導入を検討している。両社は、スポーツ科学と保険・健康領域の専門知識を融合させ、幅広い層の人々にスポーツの価値を届けることを目指している。
今回の共創により、スポーツテックによるアスリート支援の実績が一般社会にも還元される形となる。ユーフォリアは、これまで培ったデータマネジメント技術とスポーツ科学の知見を基盤とし、住友生命は保険分野で培ったリスク管理や健康促進に関する豊富な経験を背景に、双方の強みを結集するとしている。
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