
FINOPITCH 2025、大賞はBlade LabsとNoahlogyが受賞
FINOLABが主催する国内外のFinTechスタートアップによるピッチコンテスト「FINOPITCH 2025」が開催され、各部門の大賞が発表された。国際部門では、Blade Labsの「ESG Islamic Finance Platform」が、国内部門ではNoahlogy株式会社の「AI-native PLM for shipping」がそれぞれ大賞を受賞した。
Blade Labsの「ESG Islamic Finance Platform」は、イスラム金融の新たな可能性を提示し、テクノロジーを活用した新しい金融ビジネスチャンスを提唱した点が評価された。一方、Noahlogyの「AI-native PLM for shipping」は、船舶のサプライチェーンに関する課題を金融の力で解決する方法を提案し、高い評価を受けた。
また、オーディエンス賞は、国際部門でFly Fairlyの「Fly Fairly – Fly Now Pay Later」、国内部門でBillPay株式会社の「BillPay」が受賞した。さらに、三菱地所賞はInternational Payments Identity (iPiD) Pte Ltdの「Global bank account validation」、電通総研賞は株式会社tayoriの「tayorie」、セブン銀行賞は株式会社Receptの「proovy」、Mastercard賞はINSTOの「INSTO Tap」、JETRO賞はガレージバンク株式会社の「cashari」、審査員特別賞はVlightup株式会社の「TRUSTAUTHY」がそれぞれ受賞した。
FINOPITCHは、2012年より開催されている日本初のFinTechピッチコンテストであり、国内外のべ200社以上のFinTechスタートアップが登壇してきた。今回のコンテストでは、AIを活用したソリューションが多く見られ、その効果がまだ明確に判定できない中で、特定の課題を解決するスタートアップが高い評価を受けた。
FINOLABは、新規事業やイノベーションのテーマパークとして、ビジネスに関する学びや発見、共感できる人との出会い、実験場などを提供し、社会課題を解決する事業を次々に創出できる次世代のビジネスエコシステム構築を目指している。
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