
みずほ銀行、法人の口座開設を非対面で完結する新サービスを発表
ポイント
みずほ銀行は、新たな法人向けサービス「法人口座開設ネット受付システム」を発表した。このシステムは、法人顧客が非対面で口座開設を完了できるもので、申込から各種手続きをオンラインで完結する機能が特徴だ。 みずほ銀行は2月25日、法人顧客向けに非対面で完結する「法人口座開設ネット受付システム」を導入したと発表した。これにより、みずほ銀行に口座を持たない法人顧客でも、24時間365日、オンラインで口座開設の申し込みが可能となる。
新システムには、以下の主な機能が追加されている。
- マイページ機能:ログインすることで、申込情報の確認やメッセージボードを利用した日程調整、必要書類の授受が可能となる。スマートフォンで申込フォームを入力し、後でPCから事業計画書を送付するなど、柔軟な運用が可能だ。また、申込フォームの途中保存や再開もできる。
- ガイド機能:顧客の状況に応じた質問に回答することで、最適な申込フォームに誘導される。入力内容に応じて必要な項目が表示されるため、分かりやすいページ構成となっている。
- eKYC機能:PCやスマートフォンのカメラで本人確認書類を撮影することで、書類の郵送が不要となる。
背景として、政府は2022年に「スタートアップ育成5か年計画」を発表し、将来的に10万社のスタートアップ企業の創出を目指している。これに伴い、創業期の企業にとって、来店不要で簡便な口座開設の需要が高まっている。
みずほ銀行は、今回のシステム導入を通じて、創業期の企業をはじめとした顧客の新たな価値創造への挑戦をサポートするとしている。
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