
広島銀行、給与スピード受取りサービスを開始
ポイント
広島銀行は、企業と従業員をつなぐ新たなサービス「給与スピード受取りサービス」の提供を開始した。これにより、従業員は自分のタイミングで給与を受け取ることが可能となり、企業は人材確保や定着率向上が期待できるとしている。 広島銀行は2月26日、企業と従業員をつなぐ新サービス「給与スピード受取りサービス」(略称:スピード給与)の提供を開始したと発表した。これは、企業の人材確保や定着を支援し、従業員には多様な働き方と給与受取方法を提供することを目的としているという。
このサービスでは、従業員はスマートフォンアプリを通じて、給与日を待たずに自分のタイミングで給与相当額を受け取ることができる。さらに、将来の資金不足を予測してアラートを発し、必要に応じて給与の前払い受取やローンへのシームレスな連携も可能となる。これにより、従業員はタイムリーな資金確保が実現し、企業側は従業員の多様なニーズに対応することで、採用率や定着率の向上が期待できるとしている。
従来、給与日は月に一度と定められていたが、このサービスにより複数回の給与受取が可能となる。広島銀行は、地域の課題解決と新たな価値創出を目指し、地域総合サービスグループとしてこのサービスを開発したという。
本サービスは、NTTデータおよびJOBPAYと連携して提供される。サービス開始後も、これらのパートナーと協力し、顧客のニーズに応じた機能追加やユーザビリティの向上・改善を柔軟に行う予定だ。
広島銀行は、今回のサービス提供を通じて、企業と従業員双方の課題解決に寄与し、地域経済の活性化に貢献していくとしている。
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