
オリックス生命、保険募集人向けシステム「hokan」を全支社に導入決定
ポイント
保険代理店向けシステム「hokan」を提供するhokanは、オリックス生命保険のコンサルティング営業本部において、同システムの導入を完了し、2025年4月より全8支社での利用を開始することを発表した。 保険代理店向けのクラウド型システム「hokan」を提供するhokanは、オリックス生命保険のコンサルティング営業本部において、同システムの導入を完了したと発表した。これにより、2025年4月から全8支社での利用が開始される。
「hokan」は、顧客情報や案件情報、商談の進捗管理を一元化するクラウド型システムである。保険業法の遵守を支援し、業務のデジタル化と情報の一元管理を実現することで、保険募集人が顧客対応に集中できる環境を整える。
オリックス生命では、これまで自社開発のシステムを活用していたが、案件管理や活動状況の確認に複数のツールを併用する必要があり、非効率性が課題となっていた。これを解決するため、2024年4月より新たなシステム導入を検討し、同年8月から2025年1月にかけて1支社で「hokan」を先行導入。その結果、運用の有効性が確認され、全支社での本格展開が決定した。
先行導入により、業務コミュニケーションの質が向上したほか、活動状況の可視化により、データに基づく論理的なコミュニケーションが可能となり、顧客満足度向上に向けた施策の精度が高まったという。また、支社の業務運営最適化により、本社の管理業務も効率化され、経営の高度化に寄与している。
オリックス生命のコンサルティング営業本部長、木村憲一氏は、「現場の状況が可視化されたことで、マネージャーの指導スキル向上、募集品質の改善、本社管理業務の効率化につながる」とコメントしている。
今回の導入は、保険会社の直販チャネルでの初の事例となる。hokanは今後も、保険業界流通のプラットフォーム提供を目指し、「hokan」の開発を進めていくとしている。
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